先日、嫁との半年ほどの婚約期間を経て、ようやく正式に入籍した。9月末からすでに二人暮らしは始めている。 まぁつまり、僕は今幸せの頂に立っている。 さて、嫁と始めた新生活であらためて気づかされたことがある。彼女は料理がうまい。味は勿論のこと(美…
スペインの若者は、平日であってもよく外をうろついている。 公園なんか通ると、ひとつの公園につき2人くらいの若者がベンチに座っている。 彼らはスマホを見ていることもあれば、音楽を聴いて目を閉じていることもあるし、はたまた何もせずただ口を半開きに…
「押ボタン症候群」という症状がある。 http://ja.uncyclopedia.info/wiki/押ボタン症候群 ”押ボタン症候群(おしぼたんしょうこうぐん、英:push the button(switch) syndrome)とは、押してはいけないボタンを押したくなるという衝動が押さえられなくなる症…
はてなブログを書き始めて一年近く経つが、最近になって新しい機能があることに気がついた。 編集画面の<NEW>欄に”お題スロット”というタブがある。(おそらく前々からそこにあったのだろうが、今日の今日まで気づくことがなかった) 何やら良くわからぬまま押して</new>…
この一ヶ月ほどをスペインで過ごしている。 昨年度から続いているプロジェクトもいよいよ終盤に差し迫っており、今回が最期の出張となる予定だ。スタートから考えるとおよそ2年経過しており、なかなか感慨深いものがある。終わりまで油断がないように頑張っ…
こうやってブログを書いていると、難しいなと思うことがたくさんある。 文章を書くことが趣味の範疇を超えないため、0から100まで全てが不完全なわけではあるが、ブログのタイトルはその筆頭にあるだろう。タイトルに一番自信がないわけではなく、タイト…
ブログ数はまだ全然足りていないが、今日はブロガーがしそうなことをしたいと思う。ブロガーと言えば?そう、いかにPV数を伸ばすか。それこそが使命である。これは自明の事実であり、いかに感動的な文章を書こうが、見ている人がいなければ意味がない。人に…
こんな経験はないだろうか。 家族とオーケストラを見に行って、素晴らしい音楽に浸る幸福な時間を過ごす。終盤、いよいよフィナーレという時、シンバルを持った男性が壇上から降りて、自分めがけて走ってくる。狂気に満ちたその表情にひるんで動けずにいると…
またまた仕事でスペインに来ている僕である。スペインに来るたびに思うこと、それはスペイン男性のウインクの頻度の多さだ。色んな国に旅行や仕事で行っているが、スペインほどのウインク頻発国が他にあるだろうかと思うくらいだ。そんな「俺の中でのウイン…
夏がだいぶ近づいてきた。毎年大抵、ふたつの事象が連続的に起こることで僕はそれを実感する。 ひとつ目は汗をかくこと。幼少期をアメリカで過ごしたせいか、日本の、特に京都のじめっとした暑さに身体はどうも耐えられない。気づけば汗が額や背中や頭皮や脇…
僕は毎年、その年をどういう年にしたいかということを考える。大抵は初日の出を見ながら、寝坊した時は、三が日の合間合間に。 2016年1月1日、つまり昨年の元日、僕は初日の出を友人と見ながら例年のように考えた。そのとき、2016年は「自分を見つめ直す」年…
僕は一人称の中に日本人の狂気が見え隠れしている気がする。 一人称。自分のことをなんと呼ぶか?僕の場合は「僕」である。だが、時にそれは「俺」や「私」になったりもする。ひと昔前、子どもの頃はよく「自分は〜」とか「うちは〜」なんて言ったりもしてい…
僕の書く言葉は、不特定多数の人のためにあると思っていた。不特定多数の人に見てもらって、いつか、彼らの人生を少しだけ変えたり、考えさせてあげられるような文章を書きたいと思っていた。どんなふうに?この世界が楽しくて、面白い場所で、生きてるのは…
今日はバイオハザードの最新作を映画館に見に行った。絶対に見たかった!なんていう熱心なファンでもないが、過去のシリーズを全て映画館で見た僕にとって、これを見ることは義務にも思えたし、惰性にも思えた。熱心なファンでもないのに、わざわざお金を払…
京都から東京に行くために、夜行バスを久しぶりに使うことにした。最後に乗ったのは就職活動の時だった気がする。そうすると、今から4年くらい前になる。幸運にも、道中ずっと隣の席が空いていたため、僕は手を広げ足を広げて眠ることができた。さて、新宿の…
いよいよ2017年に突入した。僕は90年生まれなので、比較的年齢が数えやすい。3月を過ぎれば27歳になる。きりのいい数字にも関わらず、親は最近になって僕の年齢をひとつかふたつ上であることを推測するようになった。「あれ、野狐って今28だっけ?」「いや、…
「日曜日の朝。前日に恋人とした電話はまだ繋がっていた。そばに置いている電話のスピーカーからは彼女の寝息が聞こえていて、僕はその寝息に心地よさを覚えていた。そして「会いたいな」と思うのであった。彼女は東京に住んでいる。一方の僕は京都だ。先週…
久しぶりの更新である。 仕事の都合で、残りの人生を全てスペインで過ごすことになるかもしれないと何度不安になったことか。なんとか、また日本の地を踏むことができた。 あらためて思う、日本は素晴らしい場所である。料理にしても、仕事にしても、日用雑…
夜の11時に目が覚めた。 昼間にスペイン人に連れられ、大量の昼飯を食べさせられたせいだろう。本当にすごい量だった。起きた瞬間「やべぇ、あの肉まだ残ってやがる」という気持ちになった。ちなみに夕飯ではない、昼飯である。しばらく部屋の中をくるくる回…
つい昨日知り合いになった女性がいる。 睡眠不足らしい。確かに、睡眠不足だろうなという独特の雰囲気を醸し出しているし、夜行性だから睡眠不足はなって然りの状態である。何通かメールをしている中で、彼女からメールでこんなフレーズが送られてきた。 「…
僕は今スペインの北部、ビルバオという地にいる。 仕事の都合で出張に来ていて、一ヶ月ほどの滞在なのでホテルを取っている。このホテル、一日100ユーロなのだが、部屋の広さで言えば日本のヒルトンのツインルームくらいの広さである(とか言いながらヒルトン…
海外の映画なんかを見ていると、よく警察官が逃げる犯人に "Freeze!" と叫んでいる。もちろん、あれで止まるはずがない、とほとんどの人が思うだろう。僕が犯人だったら絶対に止まらない。しかし、悪いことをしたと分かっている犯人以外の人間は、おそらくそ…
フリースタイルラップというものが巷では流行っている。「巷」がいまだにどこかわからない僕だが、まぁとにかく、この言葉を最近はテレビやら若者の会話の随所で聞くようになった。 フリースタイルラップが何かというと「適当に韻を踏んでyeahとかyoとかで締…
最近、老いというものを感じるようになった。 現在、出張でスペインのホテルに泊まっていて、僕の部屋は7階にある。 今日、朝食を食べ終わってから「階段であがろう」という思いに至った。この思考の経緯には、まず「最近運動していないからたまの運動もいい…
"The Lucky Cat"というウイスキーをご存じだろうか。 本社は鹿児島にある本坊酒造、ウイスキーの製造は信州のマルス蒸留所という場所である。ウイスキーの市場やら事情はよく知らないが、とにかく僕はこの本坊酒造、とりわけラッキーキャットが大好きなので…
突然だが、ここ数日間思っていたことを、この場で告白させてもらう。 「日本中の女性が全員ボブになればいいのに!!!」 一応誤解のないように説明するが、ボブは "Hello, I'm Bob!" のボブではない。僕のステレオタイプではボブは黒人で、黒光りの身体はが…
仙台に友人がいる。 彼女はなんというかまあ「腐れ仲」なのだが、そもそも腐れ仲がどういった仲かというと「互いに腐っていることを認識しあい、認め合える仲」である。腐れ縁ではなく、腐れ仲。互いが腐っていることを認め合える男女の仲は、そうそうない気…
秋がやってきた。 総じて秋というのは素晴らしい季節である。食べ物は美味しいし、おしゃれができる。何より、夏から秋への気温下降が素晴らしい。心地が良い。早朝に散歩に出れば、自然と鼻歌を歌っていたくなる。今朝はピアノを弾いていた。これも秋のせい…
「カタストロフィ」という英単語をご存じだろうか。僕は最近、この単語にハマっている。 goo国語辞典によると、「カタストロフィ」には以下のような意味がある。 1 突然の大変動。大きな破滅。2 劇や小説などの悲劇的な結末。破局。3 演劇で、大詰め。 故…
まだ二十歳の頃、mixiというのをやっていて、その頃の僕の書いた日記を見てみると、こんなことが書いてあった。 「僕の思う女性の魅力的な瞬間ベスト3」第三位:化粧をしている姿を、鏡越しに見られていることに気づいた瞬間第二位:脇にクリームを塗りなが…