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るなてぃっく野狐

野良狐がゆっくりと錯乱していく

一人称から見える日本人の心に潜む狂気

僕は一人称の中に日本人の狂気が見え隠れしている気がする。 一人称。自分のことをなんと呼ぶか?僕の場合は「僕」である。だが、時にそれは「俺」や「私」になったりもする。ひと昔前、子どもの頃はよく「自分は〜」とか「うちは〜」なんて言ったりもしてい…

誰が為に

僕の書く言葉は、不特定多数の人のためにあると思っていた。不特定多数の人に見てもらって、いつか、彼らの人生を少しだけ変えたり、考えさせてあげられるような文章を書きたいと思っていた。どんなふうに?この世界が楽しくて、面白い場所で、生きてるのは…

バイオハザード鑑賞中の僕の脳内

今日はバイオハザードの最新作を映画館に見に行った。絶対に見たかった!なんていう熱心なファンでもないが、過去のシリーズを全て映画館で見た僕にとって、これを見ることは義務にも思えたし、惰性にも思えた。熱心なファンでもないのに、わざわざお金を払…

青こんにゃくの末路

京都から東京に行くために、夜行バスを久しぶりに使うことにした。最後に乗ったのは就職活動の時だった気がする。そうすると、今から4年くらい前になる。幸運にも、道中ずっと隣の席が空いていたため、僕は手を広げ足を広げて眠ることができた。さて、新宿の…

「俺のマドラー」で試される己の想像力

いよいよ2017年に突入した。僕は90年生まれなので、比較的年齢が数えやすい。3月を過ぎれば27歳になる。きりのいい数字にも関わらず、親は最近になって僕の年齢をひとつかふたつ上であることを推測するようになった。「あれ、野狐って今28だっけ?」「いや、…

JRが中長距離カップル証明書を発行したらみんな(特に野狐)が幸せになる

「日曜日の朝。前日に恋人とした電話はまだ繋がっていた。そばに置いている電話のスピーカーからは彼女の寝息が聞こえていて、僕はその寝息に心地よさを覚えていた。そして「会いたいな」と思うのであった。彼女は東京に住んでいる。一方の僕は京都だ。先週…

子どもには、こんな大人になってほしくない

久しぶりの更新である。 仕事の都合で、残りの人生を全てスペインで過ごすことになるかもしれないと何度不安になったことか。なんとか、また日本の地を踏むことができた。 あらためて思う、日本は素晴らしい場所である。料理にしても、仕事にしても、日用雑…

方向音痴の方向音痴による方向音痴のための考察

夜の11時に目が覚めた。 昼間にスペイン人に連れられ、大量の昼飯を食べさせられたせいだろう。本当にすごい量だった。起きた瞬間「やべぇ、あの肉まだ残ってやがる」という気持ちになった。ちなみに夕飯ではない、昼飯である。しばらく部屋の中をくるくる回…

”睡眠不足”でA級ホラーは作れるのか

つい昨日知り合いになった女性がいる。 睡眠不足らしい。確かに、睡眠不足だろうなという独特の雰囲気を醸し出しているし、夜行性だから睡眠不足はなって然りの状態である。何通かメールをしている中で、彼女からメールでこんなフレーズが送られてきた。 「…

掃除の神様

僕は今スペインの北部、ビルバオという地にいる。 仕事の都合で出張に来ていて、一ヶ月ほどの滞在なのでホテルを取っている。このホテル、一日100ユーロなのだが、部屋の広さで言えば日本のヒルトンのツインルームくらいの広さである(とか言いながらヒルトン…

警官の「止まれ!」前振りが言葉としては弱すぎる件

海外の映画なんかを見ていると、よく警察官が逃げる犯人に "Freeze!" と叫んでいる。もちろん、あれで止まるはずがない、とほとんどの人が思うだろう。僕が犯人だったら絶対に止まらない。しかし、悪いことをしたと分かっている犯人以外の人間は、おそらくそ…

巷のフリースタイルラッパー ピースマン

フリースタイルラップというものが巷では流行っている。「巷」がいまだにどこかわからない僕だが、まぁとにかく、この言葉を最近はテレビやら若者の会話の随所で聞くようになった。 フリースタイルラップが何かというと「適当に韻を踏んでyeahとかyoとかで締…

147段の中で繰り広げられた2時間サスペンス

最近、老いというものを感じるようになった。 現在、出張でスペインのホテルに泊まっていて、僕の部屋は7階にある。 今日、朝食を食べ終わってから「階段であがろう」という思いに至った。この思考の経緯には、まず「最近運動していないからたまの運動もいい…

猫娘

"The Lucky Cat"というウイスキーをご存じだろうか。 本社は鹿児島にある本坊酒造、ウイスキーの製造は信州のマルス蒸留所という場所である。ウイスキーの市場やら事情はよく知らないが、とにかく僕はこの本坊酒造、とりわけラッキーキャットが大好きなので…

絶対的正義ボブ

突然だが、ここ数日間思っていたことを、この場で告白させてもらう。 「日本中の女性が全員ボブになればいいのに!!!」 一応誤解のないように説明するが、ボブは "Hello, I'm Bob!" のボブではない。僕のステレオタイプではボブは黒人で、黒光りの身体はが…

新幹線を吞み込んでみたら世界が平和になった

仙台に友人がいる。 彼女はなんというかまあ「腐れ仲」なのだが、そもそも腐れ仲がどういった仲かというと「互いに腐っていることを認識しあい、認め合える仲」である。腐れ縁ではなく、腐れ仲。互いが腐っていることを認め合える男女の仲は、そうそうない気…

恋愛方程四季

秋がやってきた。 総じて秋というのは素晴らしい季節である。食べ物は美味しいし、おしゃれができる。何より、夏から秋への気温下降が素晴らしい。心地が良い。早朝に散歩に出れば、自然と鼻歌を歌っていたくなる。今朝はピアノを弾いていた。これも秋のせい…

腹カタストロフィ

「カタストロフィ」という英単語をご存じだろうか。僕は最近、この単語にハマっている。 goo国語辞典によると、「カタストロフィ」には以下のような意味がある。 1 突然の大変動。大きな破滅。2 劇や小説などの悲劇的な結末。破局。3 演劇で、大詰め。 故…

「アンドロイドが恋人」は実際どうなるのか

まだ二十歳の頃、mixiというのをやっていて、その頃の僕の書いた日記を見てみると、こんなことが書いてあった。 「僕の思う女性の魅力的な瞬間ベスト3」第三位:化粧をしている姿を、鏡越しに見られていることに気づいた瞬間第二位:脇にクリームを塗りなが…

未来へと繋がるブーケトス

二十六という年齢になると、周りが「結婚」で賑やかになり始める。顕著に見られるのがフェイスブックで、「〇〇の結婚式に出ました」とか「〇〇が〇〇と婚約」という他人のライフイベントが、タイムラインに表示されるようになる。他人の羨ましい人生に、僕…

日常から乖離した不自然ワードはこういう時に使う

月曜日が祝日だと、とても幸せな気持ちになる。 今日なんてそうなのだが、今日は仕事に出なければならなかった。せっかくの幸せが台無しである。むしろ、それは、より深い絶望となる。社長と二人でやんややんや言いながら、資料がひと段落したために一旦帰る…

みかん至上主義を謳うバナナ教信者

大学時代、僕は英語研究会というサークルに入っていた。ESSと呼ばれるこのサークルは大概どこの大学にもあって、それは僕の大学も然りだった。母校では、ディスカッション、ディベート、そしてスピーチに部門が分かれていた。僕はスピーチに所属していて、学…

あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。

西加奈子さん、「サラバ!」の最終章の題である。本を読むときは何冊も並行して読む癖があるため、この本を読むのに1ヶ月もかかってしまった。 あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない。 あらためて、いい言葉である。読み終わってからしばらく、…

ある夏の夜のことだった。

昔、とは言っても大学4回生の頃の話である。 滋賀に実家があるサークル仲間のけんぢの家に、同じサークルの男4人で遊びに行ったことがあった。彼の実家は郊外にあったため、ものすごく広かったことを覚えている。サークルを卒業する直前の夏のことだった。け…

自己紹介

初めまして、野狐(やこ)と申します。 今は京都に住み、昼は会社員、夜は近所の商店街にあるベローチェでパソコンを開き、ひたすら文字を書いている、客観的に見れば「あの人なにやってんだろう?」な26歳の男です。 さて、初めての日記を書くわけですがー …