るなてぃっく野狐

野良狐がゆっくりと錯乱していく

2017-01-01から1年間の記事一覧

作るもの全てがう〇こ色になるという怪奇現象が起きている

先日、嫁との半年ほどの婚約期間を経て、ようやく正式に入籍した。9月末からすでに二人暮らしは始めている。 まぁつまり、僕は今幸せの頂に立っている。 さて、嫁と始めた新生活であらためて気づかされたことがある。彼女は料理がうまい。味は勿論のこと(美…

外国のニートを観察していたら、鳩の新たな発見に繋がった。

スペインの若者は、平日であってもよく外をうろついている。 公園なんか通ると、ひとつの公園につき2人くらいの若者がベンチに座っている。 彼らはスマホを見ていることもあれば、音楽を聴いて目を閉じていることもあるし、はたまた何もせずただ口を半開きに…

押ボタン症候群によって起こるミクロな財政危機

「押ボタン症候群」という症状がある。 http://ja.uncyclopedia.info/wiki/押ボタン症候群 ”押ボタン症候群(おしぼたんしょうこうぐん、英:push the button(switch) syndrome)とは、押してはいけないボタンを押したくなるという衝動が押さえられなくなる症…

泡沫の20ユーロ

はてなブログを書き始めて一年近く経つが、最近になって新しい機能があることに気がついた。 編集画面の<NEW>欄に”お題スロット”というタブがある。(おそらく前々からそこにあったのだろうが、今日の今日まで気づくことがなかった) 何やら良くわからぬまま押して</new>…

wi-fiを飛ばせない豚はただの豚

この一ヶ月ほどをスペインで過ごしている。 昨年度から続いているプロジェクトもいよいよ終盤に差し迫っており、今回が最期の出張となる予定だ。スタートから考えるとおよそ2年経過しており、なかなか感慨深いものがある。終わりまで油断がないように頑張っ…

暴投こそがコミュニケーションの醍醐味

こうやってブログを書いていると、難しいなと思うことがたくさんある。 文章を書くことが趣味の範疇を超えないため、0から100まで全てが不完全なわけではあるが、ブログのタイトルはその筆頭にあるだろう。タイトルに一番自信がないわけではなく、タイト…

検索されなさそうな検索ワードに引っかかるような、そんな記事を書きたい

ブログ数はまだ全然足りていないが、今日はブロガーがしそうなことをしたいと思う。ブロガーと言えば?そう、いかにPV数を伸ばすか。それこそが使命である。これは自明の事実であり、いかに感動的な文章を書こうが、見ている人がいなければ意味がない。人に…

ようこそパラノーマルアクティビティ、或いはUSBスティックになり世界を救うか

こんな経験はないだろうか。 家族とオーケストラを見に行って、素晴らしい音楽に浸る幸福な時間を過ごす。終盤、いよいよフィナーレという時、シンバルを持った男性が壇上から降りて、自分めがけて走ってくる。狂気に満ちたその表情にひるんで動けずにいると…

ウインクの数だけ・・・目がしぱしぱする!

またまた仕事でスペインに来ている僕である。スペインに来るたびに思うこと、それはスペイン男性のウインクの頻度の多さだ。色んな国に旅行や仕事で行っているが、スペインほどのウインク頻発国が他にあるだろうかと思うくらいだ。そんな「俺の中でのウイン…

モスキート・シンドローム

夏がだいぶ近づいてきた。毎年大抵、ふたつの事象が連続的に起こることで僕はそれを実感する。 ひとつ目は汗をかくこと。幼少期をアメリカで過ごしたせいか、日本の、特に京都のじめっとした暑さに身体はどうも耐えられない。気づけば汗が額や背中や頭皮や脇…

久々の更新はチョップドサラダのような出来上がり

僕は毎年、その年をどういう年にしたいかということを考える。大抵は初日の出を見ながら、寝坊した時は、三が日の合間合間に。 2016年1月1日、つまり昨年の元日、僕は初日の出を友人と見ながら例年のように考えた。そのとき、2016年は「自分を見つめ直す」年…

一人称から見える日本人の心に潜む狂気

僕は一人称の中に日本人の狂気が見え隠れしている気がする。 一人称。自分のことをなんと呼ぶか?僕の場合は「僕」である。だが、時にそれは「俺」や「私」になったりもする。ひと昔前、子どもの頃はよく「自分は〜」とか「うちは〜」なんて言ったりもしてい…

誰が為に

僕の書く言葉は、不特定多数の人のためにあると思っていた。不特定多数の人に見てもらって、いつか、彼らの人生を少しだけ変えたり、考えさせてあげられるような文章を書きたいと思っていた。どんなふうに?この世界が楽しくて、面白い場所で、生きてるのは…

バイオハザード鑑賞中の僕の脳内

今日はバイオハザードの最新作を映画館に見に行った。絶対に見たかった!なんていう熱心なファンでもないが、過去のシリーズを全て映画館で見た僕にとって、これを見ることは義務にも思えたし、惰性にも思えた。熱心なファンでもないのに、わざわざお金を払…

青こんにゃくの末路

京都から東京に行くために、夜行バスを久しぶりに使うことにした。最後に乗ったのは就職活動の時だった気がする。そうすると、今から4年くらい前になる。幸運にも、道中ずっと隣の席が空いていたため、僕は手を広げ足を広げて眠ることができた。さて、新宿の…

「俺のマドラー」で試される己の想像力

いよいよ2017年に突入した。僕は90年生まれなので、比較的年齢が数えやすい。3月を過ぎれば27歳になる。きりのいい数字にも関わらず、親は最近になって僕の年齢をひとつかふたつ上であることを推測するようになった。「あれ、野狐って今28だっけ?」「いや、…