るなてぃっく野狐

野良狐がゆっくりと錯乱していく

未来へと繋がるブーケトス

二十六という年齢になると、周りが「結婚」で賑やかになり始める。顕著に見られるのがフェイスブックで、「〇〇の結婚式に出ました」とか「〇〇が〇〇と婚約」という他人のライフイベントが、タイムラインに表示されるようになる。他人の羨ましい人生に、僕…

日常から乖離した不自然ワードはこういう時に使う

月曜日が祝日だと、とても幸せな気持ちになる。 今日なんてそうなのだが、今日は仕事に出なければならなかった。せっかくの幸せが台無しである。むしろ、それは、より深い絶望となる。社長と二人でやんややんや言いながら、資料がひと段落したために一旦帰る…

みかん至上主義を謳うバナナ教信者

大学時代、僕は英語研究会というサークルに入っていた。ESSと呼ばれるこのサークルは大概どこの大学にもあって、それは僕の大学も然りだった。母校では、ディスカッション、ディベート、そしてスピーチに部門が分かれていた。僕はスピーチに所属していて、学…

あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけないわ。

西加奈子さん、「サラバ!」の最終章の題である。本を読むときは何冊も並行して読む癖があるため、この本を読むのに1ヶ月もかかってしまった。 あなたが信じるものを、誰かに決めさせてはいけない。 あらためて、いい言葉である。読み終わってからしばらく、…

ある夏の夜のことだった。

昔、とは言っても大学4回生の頃の話である。 滋賀に実家があるサークル仲間のけんぢの家に、同じサークルの男4人で遊びに行ったことがあった。彼の実家は郊外にあったため、ものすごく広かったことを覚えている。サークルを卒業する直前の夏のことだった。け…

自己紹介

初めまして、野狐(やこ)と申します。 今は京都に住み、昼は会社員、夜は近所の商店街にあるベローチェでパソコンを開き、ひたすら文字を書いている、客観的に見れば「あの人なにやってんだろう?」な26歳の男です。 さて、初めての日記を書くわけですがー …