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るなてぃっく野狐

野良狐がゆっくりと錯乱していく

警官の「止まれ!」前振りが言葉としては弱すぎる件

海外の映画なんかを見ていると、よく警察官が逃げる犯人に "Freeze!" と叫んでいる。もちろん、あれで止まるはずがない、とほとんどの人が思うだろう。僕が犯人だったら絶対に止まらない。しかし、悪いことをしたと分かっている犯人以外の人間は、おそらくその言葉を聞いたら、その瞬間固まるだろう。声のする方向に顔を振り向けて、その場からは動こうとしなくなる。警察の "Freeze!" は実は、犯人のためではなく、誤射をなくすために周りの人を止めるための発言なのかもしれないな、と、今日街中を歩きながら思っていた。

さて、この "Freeze!" の真意は知る由もないし、知る必要もないと僕は思っている。そもそも逃げる犯人に「止まれ!」と叫んでも、少し言葉を強め「止まらなければ撃つぞ!」と叫んでも、それは犯人自らが逃げ、撃たれるようなことをしているということであり、本人の中では当然自覚があるはずだ。もし自覚なき犯行であれば、犯人はそもそも逃げない。


では、何を言えば犯人を止めることができるのだろうか。いろいろと考えた結果、3つくらいの候補が頭に浮かんだ。止まる犯人が想像できる。


ケースその1 芸能人

警官1「おい、あれはもしやクリスチャン・スチュアートじゃあないか!?」
警官2「しかもなんたって街中を水着姿で歩いてるんだ!?おい、こっちに来るぞ!」
警官1「本当だ!ちょ、待ってくれ、今確かに俺はクリスチャン俺と目が合ったぞ!」
警官1・2「もう犯人は諦めよう、クリスチャンー!」

逃げる犯人が振り向いた時、そこに二人の警官の姿はない。しかし犯人は、水着姿の生クリスチャン・スチュアートが見たくてたまらない。逃げた道を戻り、水スチャンを見るため路地から顔を出す。その瞬間、警官二人が彼の身柄を抑えるのだ。(※犯人が女性だったら、パンツ一枚のロバート・デ・ニーロがこちらに向かってくる、という設定にすれば問題ない)


ケースその2 アルマゲドン

警官1「おい、ありゃあ一体全体なんなんだ・・・?」
警官2「あれは・・・おい危ない、警官1、伏せるんだ!」
轟音、後に爆発音
警官2「お、おい、お前、大丈夫か・・・?」
警官1「俺はもう、駄目みたいだ・・・しかし、お前は無事なようで・・・よかった・・・」
警官2「警官いちぃぃぃぃぃ!!!!!」
そしてエンディングロールのエンダーイアー、と曲が流れ始める。

振り向くタイミングにもよるが、犯人が止まった直後、警官2は撃てば終いである。ちなみにこれは、隕石の落下を引き起こせる人間がいなければならない。警官2にその能力が備わっていれば、警官1を犠牲にすることで犯人を逮捕できる。また、エンドロールの曲はまるでそこが映画館であるかのような臨場感を出すための設定なので、大型のスピーカーであれば問題はないが、可能であれば歌っている本人をステージに立たせるのが効果的と思われる。

 

ケースその3 パンティ&ストッキング
警官1「パンティ!!!!!」
警官2「ストッキング!!!」
犯人「は?」

以上である。意味不明なことを言うことにより、犯人の注意は容易に惹き付けることができるのだ。これは何もパンティ&ストッキングにこだわる必要はなく「イカ!!!」「明太子!!!」とかでもいい。「のり!!!」「パスタ!!!」とか。なるべく語呂がよく、一緒にあって違和感のないものを叫ぶのが良い。

一回で効果がない場合は、追いかけながらこういった単語を叫ぶのが良いだろう。どこかで犯人が「俺、それ好きやわ」となって振り向く瞬間があるかもしれないからである。

唯一注意が必要なのは、これでは警察の威厳が失われてしまいかねないということにある。街中をパンティ!とか、ストッキング!とか叫びながら走っていれば、セクハラとかで訴えられかない。イカ!とか、明太子!でも、人の感じ方によってはセクハラ。むやみに叫ぶことは警察の威厳をなくし、さらには窮地に陥れてしまう危険性が孕んでいるのだ。


結果的に見ると、一番効果的だろうと思えるのは三つ目の「訳分からないことを叫び続ける」ことだと思った。今後警察は、このブログを参考に、訳のわからないことを叫ぶといいだろう。

 

ちなみに、ググってみたら、どうやら警察が叫ぶのは一般人を止めて逃げ続ける犯人を認識するためだとかー。
ニアミスで最初の予想が当たってしまっていたので、なんとも複雑な気分です・・・。